夜に引越しすると安いって本当?昼間との金額差はどのくらい?

突然ですが、「夜に引越しすると安いって本当?昼間との金額差はどのくらい?」と困っていませんか?
  • 夜の引越しが安い理由は?
  • 夜と昼間の引越し料金の差は?
  • 夜間引越しの注意点は?

この記事を読めば、これらの悩みが全て解決します!

 

夜の引越しが安い理由は?


大半の方は夕方までに引越しを終えて夜は新居で片付けをしたいと考える為、引越し依頼は午前中または午後の早い時間に集中します。その為、引越し業者の手が空く夜間は料金が安くなる傾向にあります。

 

ただし、夜間を時間指定した場合はそれほど安くならない可能性もあるので注意しましょう。夜間引越しが格安となるのは時間指定なしで引越しを依頼し、作業が夜間にずれ込んだ場合となります。ほとんどの引越し会社では時間指定なしでの引越しを受けているので、見積もりの際に料金を確認してみましょう。

 

引越し業者は1日にどのくらいの数の引越しをこなせるかで業績が変わってきます。その為、時間指定なしで引越しを依頼してもらえれば、空いた時間に引越し作業を入れられるので好都合なのです。一番人気は午前便、二番人気は午後便なので、時間指定をしない場合は夕方~夜間の引越しになると考えてほぼ間違いありません。

 

夜間と昼間の引越し料金の差は?


時間指定をせずに夜間に引越しした場合、料金は午前便の2/3~1/2程度まで安くなると言われています。例えば、午前の引越しが10万円であれば、夜の引越しはが5~7万円まで安くなるのです。最高で半額近くまで安くなることもあるので、引越し料金を出来るだけ安く抑えたい方は時間指定なしで夜間に引越しをしてみましょう。

 

ここで注意したいのが自分から夜間を指定してしまうというミスです。引越しの時間は業者にお任せすると安くなりますが、勘違いをして夜間を指定すると業者が自由にスケジュールを組めなくなるので料金が安くならない場合があります。このミスを防ぐためにも、時間指定なしの料金と夜間指定の料金を業者に確認し、見積りで金額を比較しておきましょう。

 

夜間引越しの注意点は?


安くなる可能性がある夜間引越しですが、実は意外な盲点もあるのでよく理解しておきましょう。

  • 繁忙期は安くならない可能性がある
  • 夜間の引越し時間帯は業者によって異なる
  • 電気・水道・ガスの開通確認が必要
  • ご近所への騒音対策が必要
  • 視界が悪いので荷物の紛失や怪我に注意する

 

繁忙期は安くならない可能性がある

時間指定なしで夜間に引っ越そうと思っても、連休や3月などの繁忙期は引越し料金全体が高いので安くしてもらえない可能性があります。作業がしにくい夜をわざわざ選んでも、繁忙期という壁があるだけで引越し料金は安くならないという事実を理解しておきましょう。

 

夜間の引越し時間帯は業者によって異なる

夜間の時間帯を何時から何時までにしているかは業者によって異なります。1日を4つの時間帯で区切っている業者では夜間が17時~20時、5つに区切っている業者では夜間が18時~21時、とその中身が異なるのです。特に夜間に時間指定をする場合は依頼する業者の時間帯区分をしっかり確認し、自分のスケジュールに合うか確認しておきましょう。

 

電気・水道・ガスの開通確認が必要

電気・水道・ガスなどのライフラインは引越し後に開通連絡をしなければ使えません。特にガスは立会いが必要なので、夜間引越しをする当日よりも前に立会ができなければ引越し当日は使えないと考えておきましょう。

 

電気、水道は電話連絡をすればその日から使用できますが、夜間の遅い時間になると電話がつながりません。電気と水道が使えないのはかなり不便ですので、新居に着いたらすぐに連絡をしてください。ガスについては引越し当日だけ使用せずに乗り切り、翌日に立会の予約を入れて使えるようにするのも1つの方法です。

 

ご近所への騒音対策が必要

大きな荷物を搬出&搬入する引越し作業は予想外に大きな騒音を発生させます。そのため、夜間の作業がご近所への迷惑になる可能性があるので注意してください。作業前にご近所を周り、引越しの挨拶を兼ねて騒音について先にお詫びをしておくと良いでしょう。

 

特に注意したいのはアパートやマンションなどの集合住宅に引越す場合です。上下の部屋はもちろん、左右の部屋にもかなりの騒音が響くはずです。あまりに遅い時間に作業が入ると大迷惑ですので、集合住宅へ引っ越す方は時間指定なしにせず、夜間の早めの時間を指定して安くしてもらえないか業者に相談してみましょう。

 

視界が悪いので荷物の紛失や怪我に注意する

暗い夜間に引越し作業をすると、予想以上に視界が悪くて作業しにくくなります。そのため、細かい荷物の紛失や荷物落下による怪我などのアクシデントが起こりやすくなります。懐中電灯やヘッドライトを活用し、出来るだけ視界を明るく保って作業するようにしてください。

 

夜間引越しを上手に活用して料金を安くしよう

引越し業者の手が空く夜間引越しは、午前や午後の引越しに比べてかなり料金が安くなります。少しでも引越しを安くしたいと考えるなら、夜間に作業を入れられないかスケジュールを調整してみましょう。夜間引越しを上手に活用して料金が安くなれば、新居に必要な物にお金をかけることができ満足した引越しが出来るはずです。