二人で新居に引っ越す場合は？

2人で決めた新居にそれぞれが引越す場合、別々に引越し業者を依頼すると2倍の料金がかかります。この問題を解決するために以下の方法が可能かどうかを検討してみましょう。

どちらか片方の引越しを自分で行う

男性の方が荷物が少ない場合などは、自分で軽トラを手配して引越しができないか検討してみましょう。軽トラのレンタル料は1日借りても6000円程度ですので、1人分だけでも自分で引越しできればかなりの節約になります。

通常女性は荷物が多く自分で引越しをするのも無理がありますので、女性の方だけ引越し業者に作業を依頼し、男性が自分で引っ越す日には女性も手伝う形をとると意外とすんなり引越しができます。

細かい荷物は自分で運び大きなものだけ単身パックや赤帽を使う

二人共が大きな家電や家具を持っていて新居に運びたい場合は、まず細かい荷物だけ乗用車や軽トラで新居に運び、大型のものだけ単身パックや赤帽を利用するとかなり料金が安くなります。

単身パックは30km前後の近距離であれば15000円～20000円で利用できます。2人で利用しても4万円程で引越しできるので、是非利用してみましょう。

赤帽は軽車両で引越しを受けており、車に入る荷物であれば量に関係なく運んでもらえます。料金は30km前後の近距離で8000円～10000円なのでこちらもかなりお得です。作業員が1名だけなので、依頼者が手伝うことが条件ですが、一人で作業するよりはかなり楽になります。

1日で2人の家を回ってくれる引越し業者を探す

別々に引越し業者を頼むとトラック2台をチャーターすることとなり料金が高くなりますが、1台のトラックでそれぞれの家を回ってもらうことができれば、トラック1台分のチャーター料で済むので料金を安く抑えることができます。

例えば、1人の引越し代金が7万円だとすると通常なら2人分で14万円かかりますが、トラック1台で済ませれば2～3万円安くなる可能性があります。

2人の家があまりに離れている場合は難しいですが、数十キロの範囲に収まる近距離であれば利用可能です。引越し会社各社でも結婚する人向けに様々なプランを出していますので、複数社から見積りを取って比較してみましょう。

片方の家にもう一人が引っ越す場合は？

結婚を機にどちらかの家に一人が引っ越す場合は引越し料金も1人分で済みますが、さらに安くするためにも以下の工夫をしてみましょう。

数日かけて荷物を少しずつ運び大型荷物は廃棄する

片方の家に引越す場合は入居の期限などの制限がないので、乗用車で休みの日に少しずつ荷物を運ぶとほぼ無料で引越しができます。この場合は既に独り暮らしをしている結婚相手の家に家具や家電があるはずですので、自分の大型荷物は廃棄処分してしまえば運ぶ必要がありません。

荷物が洋服や雑貨類だけになれば、数回の作業で荷物の移動が完了するはずです。不要だと感じたものはできるだけ処分しながら引越し作業をすればその分だけ手間が省けて楽になります。

軽トラをレンタルして自分達で引越す

ある程度大きな荷物がある場合や引越しを1日で済ませたい場合は軽トラをレンタルして一気に作業してしまいましょう。軽トラはとても小さく見えますが意外にたくさん荷物を載せることができるので、不要なものを処分して積込めば一回で引越しが可能です。

軽トラにはテレビ、冷蔵庫、洗濯機、なども積むことが可能です。しっかりロープで固定して安全運転で移動すれば問題ありません。

大型荷物を自分で運べない場合は単身パックや赤帽を利用する

引越し先にあるテレビや家電が古く、引越しをする側の人が持っている物の方が新しい場合は家電を入れ替えたくなるはずです。この場合に自分で運べないと判断した場合はやはり単身パックを利用するのが無難です。

単身パックには大型サイズのものものあるので、そちらを選べばほとんどの家電が収まります。料金も20000円前後と格安なので、ぜひ利用してみましょう。

赤帽も軽車両に入る物なら家電でも問題なく運んでもらえます。但し、大きすぎるテレビや冷蔵庫は無理なので、一度見積りを取って確認してみましょう。

結婚に伴う引越しを安くするポイントは？

結婚する時はとてもお金がかかるので、引越し料金も出来るだけ安く抑えたいものです。引越しはポイントをしっかり押さえておくと意外と簡単に料金を安くすることができます。早速１つ１つのポイントを実践してみましょう。

自分でできる部分は自分でやる

自分でできることは面倒くさがらずに自分でやればお金がかかりません。2人で協力しながら作業をし、絆を深めて新生活をより一層楽しくしてみましょう。

いらないものは捨ててとにかく荷物を減らす

業者に依頼する場合は少しでも荷物が少ないほうが料金が安くなります。長年使っていないものや着ていない服は思い切って処分し、ダンボールの数を極力減らす努力をしましょう。

重複する家電や家具は思い切って処分する

「とっておけば使うかも･･･」という思いで冷蔵庫や洗濯機をお互いが新居に持ち込むのは非現実的です。部屋が狭くなるだけでなく、引越し料金も高くなるので大型家電や家具が重複する場合は片方を処分するようにしましょう。

引越し業者への値引き交渉を欠かさない

引越し料金は定額ではなく、様々な条件によって変動するため値引き交渉が可能です。1人分の引越しであっても必ず値引き交渉し、数千円でもいいので安くしてもらう努力をしてみましょう。

二人の共同作業で引越しを少しでも安く！